少し遅い夕食の時間に、とある番組の放送に見入ってしまいました。
それは、見事に起死回生を図った高知競馬のドキュメンタリー番組でした。その競馬場が多額の累積赤字で運営危機にあり廃止を余儀無くされていた時、一人の調教師がとった行動に胸を打たれました。
走るために生まれてきた競走馬が、走れなくなったらその先は殺処分…。
不治の病を抱えた馬の目を見た時、「目が輝いている。絶対再起できる…復活させたい…。」と思う調教師の映像が流れた時、私は思わず涙してしまいました。
そして、全国から優秀馬が集う中央競馬レースにて、見事二位の復活劇を成し遂げました。
「愛情を注ぎ執念のケアを行い苦難を乗り越える。」まさに感動劇でした。
このコロナ禍の中で、生き抜く真の勇気をいただきました。
たなか建築 田中𠮷博