日本気象協会によると4月12日は北海道から東北、九州にかけて広い範囲で黄砂の飛来が確認されたそうです。13日にかけて関東や東海など太平洋側にも影響すると予想している。
黄砂は中国内陸部にあるタクラマカン砂漠やゴビ砂漠、黄土高原といった乾燥地域から風に巻き上げられた砂が偏西風に乗り、他の国や地域にまで届く現象。飛来すると洗濯物やクルマが汚れたり、見通しが悪くなって交通に影響が出たりします。また近年では、空気中の花粉と接触して破裂させ、より微細なアレルゲンとなる”粉砕花粉”の原因の一つともいわれています。その影響で、人間の体にも喉がイガイガしたり、鼻がムズムズしたりで呼吸がしずらかったり、目がかゆくなるなどといった症状が現れてきます。
マスクをしたり、のど飴や目薬を持ち歩くことをおすすめいたします。また体を覆えるようなスカーフや帽子、サングラスなどがあるともっと便利ですね☆
気象庁は、気象衛星「ひまわり」や地上設置型のスカイラジオメーター(太陽光や散乱光の強さを測定してエアロゾルを観測する設置)などを使って黄砂の分布と濃度を計測しています。
気象庁が出してくれている黄砂情報を掲載しますのでご覧ください。
こちらは、2023年4月13日12時の予測情報です。
黄砂情報では日本周辺を一辺約50キロの格子状に分割し、濃度で色分け。黄色から赤まで色の変化で黄砂の飛散具合がわかります。
ご自身の住む地域にどのくらいの黄砂が飛来していて、地上に迫っているのか外出前に、気象庁の黄砂情報を是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
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